南アフリカは、組換えソルガムの試験を承認した

南アフリカ政府は、必須アミノ酸特にリジンとビタミンAとE、それと鉄と亜鉛の利用度を高めた組換えソルガムの温室内での試験を承認した。
試験の承認は、南アフリカ科学と工業研究会議(CSIR)に対して与えられたものである。この機関は、アフリカの生物的強化ソルガム(ABS)プロジェクトの主要研究機関の一つである。プロジェクトはつのアフリカの機構と2つの米国の機構とを集めたものである。その機構とはアフリカハーベスト、国際熱帯準耕地穀物研究所(ICRISAT),アフリカ農業技術基盤(AATF), プレトリア大学、カルフォルニア大学バークレイ校、デュポン社を含むものである。ABSはビルとミリンダゲーツ財団からの資金を受けて、大陸の乾燥による不毛及び半不毛熱帯地域に適性のある栄養価の高いソルガムの開発に関わっている。
報道機関への発表ではCSIRのバイオサイエンスの専務部長Gatsha Mazithulela氏は、「この承認は、科学的に最も興味を引く設問であり、この大陸で最も必要としている人々に違いを示す基本となるものを提供することになる。栄養不良が開発途上国特にアフリカのその国々での病因の大きな部分を占めるものである。」と述べた。そのプレスリリースは以下のサイトにある。http://ntww1.csir.co.za/plsql/ptl0002/PTL0002_PGE157_MEDIA_REL?MEDIA_RELEASE_NO=7522063

価格上昇が世界の飢餓を増やしている。

新たに千百万人が推定9億千3百人の世界中の栄養不良の人々に加えて、飢餓線上のほんの少し下にきている。これは、食糧の高騰によるもので2015年までに飢餓状態にある人々を半減しようとする世紀の開発目標の達成を危うくするものである。FAOは、飢餓と貧困の罠を断ち切るには、食糧入手が必須であり、且つ小規模農業者の生産向上と収入増を助けることが必須である。
 FAOの経済・社会開発担当の副部長であるHafez Ghanem氏は、「食糧の高騰がもうすでに多くの飢餓に苦しむ人々に長期にわたる不安感を生み出しており、世界が前世紀において豊かで過去になかった食糧生産を行ったことで更に飢餓に苦しむ人々を増やしてきた」と述べた。

FAOのプレスリリースは、以下のサイトにあります。
http://www.fao.org/newsroom/en/news/2008/1000923/index.html

「世界における食糧と栄養の確保についての評価」に関する報告はローマで2,008年10月14日ー17日に開催された世界食糧確保に関する第34回委員会で作成されたもので、以下のサイトからダウンロードできる。ftp://ftp.fao.org/docrep/fao/meeting/014/k3175e.pdf

IRRI BOTは農業に対する前面的再投資を提言

もしも「農業の全体への再投資」がなければ長期にわたる危機が続く。このことは、農業に関わる科学者と教師への技術、基盤整備、訓練、教育を含むものである。来ような警告がフィリピン・ロスバニョスにあるIRRI本部での評議会(BOT)メンバーから低減された。
BOTの議長である。Elizabeth Woods氏は、世界中の人々は次の点を心に止めてほしいと述べた。まず、農業生産性の向上が唯一人類が十分な食糧を確保できる道であること。第二に、先のことを達成するには長期にわたる努力が必要であり、農業研究への1乃至年の投資ではとても達成できない。改良された農業技術が研究から開発への流れを確実にするには、持続的投資が必須である。との点である。
 さらに詳しい情報はIRRIのAdam Barclay 氏にメールして得てください。a.barclay@cgiar.org

FAOは末端食品の危機に対して農場への投資の増加

農産物増産は、世界規模での食糧危機には全く対応していない。これはFAOの機構長であるJacques Diouf氏がイタリアの上院、下院の外交及び農業委員会の席で食糧価格高騰と食糧確保へのインパクトに関する合同公聴会で述べたものである。
FAOは、G8、そのメンバーからの国際フォーラムおよび食糧と農業に関する地球規模でのパートナーシップを設立する為の国際共同体とともに働いている。すでに予備的なイタリアの高官と協議を始めており、将来の食糧需要とリスクを把握する為の食糧及び農業の専門家の世界規模でのネットワークを創造することを行なっている。
Diouf氏はFAOの食品価格係数は2005から2007の間の12%増加した。また2007年には27%であり、2008年の月には50%の増加だった。同氏は更に世界の最貧国のそれは少なくともこのような価格高騰のリスクが高いまま数年は続くと付け加えた。2007-2008における価格上昇に先立って世界には億千万の栄養不足の人々がいることと更に千百万人が此れに加わるようになると述べた。
これらの見解はFAOの以下のプレスリリースにある。
http://www.fao.org/newsroom/en/news/2008/1000922/index.html

バイオセーフティカルタヘナプロトコールの5周年を祝う

2003年9月11日は生物安全性に関するカルタヘナ議定書が発効した記念日である。今年の記念日のテーマは、「生物安全性に関するカルタヘナ議定書:持続的発展に向けての国際協力5周年」である。140カ国いじょうが、この議定書に署名をした。此れは、現代のバイテクがさまざまの国際的な環境施策の中で環境と調和のとれた開発と応用に向かうものであることを確認するものである。その狙いは、組換え生物の移転、取扱い、利用に関する生物安全性をより一層改良することにある。
この記念日の宣言には、国際連合事務局長Ban Ki-moon氏が「過去5年間に147カ国がこの議定書にさだめたことを達成してきたことをお祝いし、まだ署名のしていない国々に遅滞なく署名することを求めるものである。ここでこの議定書に対する我々の決意を再確認し、その完全なる施策を目指した更なる手法や施策を加えるようにより一層努力しようではないか。」と述べた。記念式典の詳細は以下のサイトにありますhttp://www.cbd.int/biosafety/anniversary/. また、国連事務局長のスピーチの全文を以下のサイトからダウンロードできます。 http://www.cbd.int/doc/speech/2008/sp-2008-09-11-cp-unsg-en.pdf