過日、4月24日にホテル札幌ガーデンパレスにて当北海道立食品
加工研究センターの「平成20年研究成果発表会」を開催し、
盛会の内に終了することができました。会員の皆様にも多数ご参
加いただき、厚く御礼申し上げます。最終的な参加者の数は昨年
を若干超える291名を数え、今年も椅子のみの席でご不自由をお
かけした方には、心からお詫び申し上げます。
口頭発表6題、ポスター発表7題の他、技術支援課の実績の報告
や新たな事業展開のお知らせ、保有特許とその利用事例のポス
ター掲示などをさせていただきました。共同研究や技術支援の
成果を利用して開発された食品の試食コーナーには、8社から
11品目のご提供があり、目で見て、耳で聞いて、手で触れて、
鼻で嗅いで、舌で味わう、五感を全て使うことができる発表が
今年も達成できたのではないかと存じます。来年も、同時期に同
じ会場での発表会を予定しておりますので、またのご参加をお待
ち申し上げます。
(北海道立食品加工研究センター
HOBIA企画運営委員会副委員長 富永一哉)
BIO WEEK 2008年開催案内
【日時】 平成20年6月3日(火)13:30~17:35
6月4日(水) 9:00~16:40
【会場】ホテルモントレエーデルホフ札幌13階
(札幌市中央区北2条西1丁目)
【主催】独立行政法人産業技術総合研究所
【後援】北海道経済産業局、北海道、札幌市
【お問い合わせ】産業技術総合研究所ゲノムファクトリー研究部門
E-mail : bioweek2008@m.aist.go.jp
TEL : 090-7655-0344
●6月3日
<バイオマスエネルギー開発の最新動向>
・経済産業省のバイオマス関連施策について/
荒田 芙美子(経済産業省)
/ ・十勝地域におけるバイオエタノール事業の取り組み/ 大庭 潔
(財団法人十勝圏振興機構)
・自動車分野におけるバイオマスの魅力と課題/ 高橋 治雄
(株式会社豊田中央研究所)
・バイオ燃料・化学品製造のための環境調和型統合バイオプロセスの開発
近藤 昭彦(神戸大学)
・植物系バイオマスからのバイオエタノール 生産技術について
澤山 茂樹(産業技術総合研究所)
・バイオ燃料生産の技術革新とその社会還元について
鮫島 正浩(東京大学)
●6月4日
<分子育種を活用した植物機能改変の最先端>
・イネの複合耐病性育種:転写因子WRKY45 (ワーキー45)によるプライミング
効果の利用 / 高辻 博志(農業生物資源研究所)
・新しい遺伝子サイレンシングシステムを利用した 植物バイオテクノロジーへ
の応用/ 高木 優(産業技術総合研究所)
・植物における導入遺伝子発現の問題点と 新規発現ベクター/
加藤 晃(奈良先端科学技術大学院大学)
・植物ミネラルトランスポーターを利用した栄養欠乏や過剰に耐性な植物の
作出/ 藤原 徹(東京大学)
・植物ウイルスに関する研究/ 上田 一郎(北海道大学)
<植物による物質生産技術の展開>
・閉鎖型植物工場の新展開/ 古在 豊樹(千葉大学)
・組換えトマトを使った味覚修飾タンパク質 ミラクリンの大量生産/ 江面 浩(筑波大学)
・有用物質生産植物の開発/ 松村 健(産業技術総合研究所)
・経口免疫寛容を利用したアレルギーワクチン米の開発/
高岩文雄(農業生物資源研究所)
・遺伝子組換えによる新しい花の開発/ 田中 良和(サントリー株式会社)
「Bio-Summit」開催案内 地球環境を改善するアグリバイオ!
現在世界的な大きな課題は、「地球温暖化」と「食糧とエネル
ギーの供給確保」である。アグリバイオがこれらの課題解決に
大きな貢献が期待されているところは広く認められているとこ
ろである。地球温暖化を減速させるには、植物によって固定さ
れる循環可能な炭素を利用するエネルギーの獲得である。これ
は、間違いなく地球環境に良い効果をもたらすものである。
これらは、2008年7月7日から9日まで開催される世界の
リーダーの集まりである北海道洞爺湖サミットの主要課題であ
る。
このG8サミットの開催に呼応して、NPO法人北海道バイオ産
業振興協会(HOBIA)は、多くの関連学協会とともに、これらの
緊急且つ重要課題について考えてきております。今回は、我々
が取りうる今後の方策をバイオ燃料、食糧供給、炭素排出削減
などについて考えるために、シンポジウムを開催する。
続き
高尾彰一先生のご逝去を悼んで
平成20年3月23日に高尾先生が急逝されましたことは、驚きで
あり、残念でなりません。昨年末から少々体調を崩され、入院さ
れておられました。ロタウイルスに、感染されたと聴いておりま
した。3月13日頃容態が、悪化されたと奥様から電話を受け、恥
ずかしいながら初めてお見舞いにあがったのです。本当にかなり
悪いと感じておりましたが、それでも昔の教室のこと私のことな
どを明瞭にお話されておられました。その2日後に参りました時
は、大変お元気で階全体に響くほどの大声でご挨拶を頂いており
ましたのに、23日の正午前に容態が急変して、しかし苦しむこと
なく息を引き取られたとのことです。急性肺炎の結果です。安ら
かにお亡くなりになられたとの事です。奥様のお話でも23日の
午前までは、大変お元気であられたそうで、本当にお亡くなりに
なるとは思っても見なかったことです。 しかし容態が急変し、
ほんの数時間でしかし安らかにお亡くなりになられたことは、
少しばかり気が休まるところです。
続き
HOBIA第106回例会および交流会のご案内
下記の日程でHOBIAの例会・交流会を開催いたします。参加ご希望の方は、
頁末の申し込み用紙にて、お申し込みください。
●日時: 平成19年4月23日(水)12:00~19:30
●場所: ホテル札幌ガーデンパレス(札幌市中央区北1西6 Tel:㈹011-261-5311)
「産学官の共同研究成功のための重要ポイント」
14:30~14:40 開会挨拶 HOBIA会長 冨田房男
14:40~15:40 「イノベーション創出に向けてJSTの役割」
独)科学技術振興機構 産学連携事業本部 主任調査員 中西 俊秀 氏
15:40~16:00 休 憩
16:00~17:00 「さっぽろバイオクラスター作りに向けて ― 近況と将来」
財)北海道科学技術総合振興センター Bio-S担当 鈴木 文夫 氏
17:00~17:10 閉会挨拶 HOBIA副会長 小砂 憲一
17:30~19:30 交流会(4F 真珠・会費4,000円)
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「HOBIA第106回例会および交流会」
FAX011-706-1331
参加申し込み用紙
参加費:例会は無料、交流会は4000円申し受けます 【 〆切:4月22日(火) 】
氏 名 |
所 属 等 |
例会 |
交流会 |
連絡先Tel・Fax・e-mail |
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Tel: Fax: e-mail: |
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Tel: Fax: e-mail: |
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