「Bio-Summit」開催案内 地球環境を改善するアグリバイオ!!

 現在世界的な大きな課題は、「地球温暖化」と「食糧とエネルギ
ーの供給確保」である。アグリバイオがこれらの課題解決に大き
な貢献が期待されているところは広く認められているところであ
る。地球温暖化を減速させるには、植物によって固定される循環
可能な炭素を利用するエネルギーの獲得である。これは、間違い
なく地球環境に良い効果をもたらすものである。これらは、
2008年7月7日から9日まで開催される世界のリーダーの集
まりである北海道洞爺湖サミットの主要課題である。
 このG8サミットの開催に呼応して、NPO法人北海道バイオ産業
振興協会(HOBIA)は、多くの関連学協会とともに、これらの緊
急且つ重要課題について考えてきております。今回は、我々が取
りうる今後の方策をバイオ燃料、食糧供給、炭素排出削減などに
ついて考えるために、シンポジウムを開催する。
 
○日時:2008年6月30日(月)13:00-17:00
○場所:かでる2・7 520研修室(札幌市中央区北2条西7丁目)
○講演者と演題(仮題)  <通訳つき>
・Dr.R.Aldemita (フィリピン):フィリピンにおけるゴールデン
 ライスの開発
・Dr.G.Spangenberg (オーストラリア):環境への影響を考えた農
 業バイオテクノロジー
・Dr.A.H.Zakri (国連大学): 組換え作物の地球規模での大きな影
 響:バイオ安全性に関するカルタヘナ議定書に則った規制に関す
 国際動向
・Dr. Yutaka Sato (北海道農業研究センター):ストレス耐性組換
 え作物の研究開発とその農業への貢献.
・Dr. Suguru Sato (米国農務省、米国大使館) :バイオテクノロ
 ジーと米国農業
逐次日本語通訳あり
(講演終了後、講演者によるパネル討論を行ないます)

○入場無料
○逐次日本語通訳あり

○主催:NPO北海道バイオ産業振興協会(HOBIA)

共催:日本育種学会、日本植物生理学会、日本植物細胞分子生

物学会、日本農芸化学会、日本生物工学会、日本食品科学工学会、
バイオテク情報普及会(CBI Japan)、くらしとバイオプラザ
21、バイオインダストリー協会(JBA)、バイオ作物懇話会、
NPOグリーンテクノバンク、近畿バイオ産業インダストリー振興
会議

○後援:日本植物学会、日本環境バイオテクノロジー学会、日本
 分子生物学会
○問い合わせ先及び申し込み先:
NPO北海道バイオ産業振興協会(HOBIA)

担当:西原由佳 
TEL/FAX 011-706-1331 email:メールお問い合わせフォーム
※      頁末の申し込み用紙またはメールにてお申し込みください。
 

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FAX 011-706-1331

「Bio-Summit」 申し込み用紙(平成20年6月30日)

氏  名

所  属  等

連絡先Tel・Fax・e-mail

 

 

Tel:                     Fax:

e-mail:

 

 

Tel:                     Fax:

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北海道立食品加工研究センター「平成20年研究成果発表会」を終えて

過日、4月24日にホテル札幌ガーデンパレスにて当北海道立食品
加工研究センターの「平成20年研究成果発表会」を開催し、
盛会の内に終了することができました。会員の皆様にも多数ご参
加いただき、厚く御礼申し上げます。最終的な参加者の数は昨年
を若干超える291名を数え、今年も椅子のみの席でご不自由をお
かけした方には、心からお詫び申し上げます。
口頭発表6題、ポスター発表7題の他、技術支援課の実績の報告
や新たな事業展開のお知らせ、保有特許とその利用事例のポス
ター掲示などをさせていただきました。共同研究や技術支援の
成果を利用して開発された食品の試食コーナーには、8社から
11品目のご提供があり、目で見て、耳で聞いて、手で触れて、
鼻で嗅いで、舌で味わう、五感を全て使うことができる発表が
今年も達成できたのではないかと存じます。来年も、同時期に同
じ会場での発表会を予定しておりますので、またのご参加をお待
ち申し上げます。
(北海道立食品加工研究センター 
HOBIA企画運営委員会副委員長 富永一哉)

BIO WEEK 2008年開催案内

独立行政法人産業技術総合研究所主催の「BIO WEEK」をご案内します。
【日時】 平成20年6月3日(火)13:30~17:35
6月4日(水) 9:00~16:40
【会場】ホテルモントレエーデルホフ札幌13階
           (札幌市中央区北2条西1丁目)
【主催】独立行政法人産業技術総合研究所
    【後援】北海道経済産業局、北海道、札幌市
        【お問い合わせ】産業技術総合研究所ゲノムファクトリー研究部門 
       E-mail : bioweek2008@m.aist.go.jp
        TEL : 090-7655-0344
      ●6月3日
       <バイオマスエネルギー開発の最新動向>
      ・経済産業省のバイオマス関連施策について/
       荒田 芙美子(経済産業省)
 /    ・十勝地域におけるバイオエタノール事業の取り組み/ 大庭 潔
      (財団法人十勝圏振興機構)
      ・自動車分野におけるバイオマスの魅力と課題/ 高橋 治雄 
    (株式会社豊田中央研究所)
    ・バイオ燃料・化学品製造のための環境調和型統合バイオプロセスの開発
      近藤 昭彦(神戸大学)
    ・植物系バイオマスからのバイオエタノール 生産技術について
      澤山 茂樹(産業技術総合研究所)
      ・バイオ燃料生産の技術革新とその社会還元について
      鮫島 正浩(東京大学)
       ●6月4日
       <分子育種を活用した植物機能改変の最先端>
 ・イネの複合耐病性育種:転写因子WRKY45 (ワーキー45)によるプライミング
   効果の利用 / 高辻 博志(農業生物資源研究所)
 ・新しい遺伝子サイレンシングシステムを利用した 植物バイオテクノロジーへ
   の応用/ 高木 優(産業技術総合研究所)
 ・植物における導入遺伝子発現の問題点と 新規発現ベクター/
   加藤 晃(奈良先端科学技術大学院大学)
 ・植物ミネラルトランスポーターを利用した栄養欠乏や過剰に耐性な植物の
   作出/ 藤原 徹(東京大学)
 ・植物ウイルスに関する研究/ 上田 一郎(北海道大学)
<植物による物質生産技術の展開>
 ・閉鎖型植物工場の新展開/ 古在 豊樹(千葉大学)
 ・組換えトマトを使った味覚修飾タンパク質 ミラクリンの大量生産/ 江面 浩(筑波大学)
 ・有用物質生産植物の開発/ 松村 健(産業技術総合研究所)
 ・経口免疫寛容を利用したアレルギーワクチン米の開発/
   高岩文雄(農業生物資源研究所)
 ・遺伝子組換えによる新しい花の開発/ 田中 良和(サントリー株式会社)

「Bio-Summit」開催案内 地球環境を改善するアグリバイオ!

 現在世界的な大きな課題は、「地球温暖化」と「食糧とエネル
ギーの供給確保」である。アグリバイオがこれらの課題解決に
大きな貢献が期待されているところは広く認められているとこ
ろである。地球温暖化を減速させるには、植物によって固定さ
れる循環可能な炭素を利用するエネルギーの獲得である。これ
は、間違いなく地球環境に良い効果をもたらすものである。
これらは、2008年7月7日から9日まで開催される世界の
リーダーの集まりである北海道洞爺湖サミットの主要課題であ
る。
 このG8サミットの開催に呼応して、NPO法人北海道バイオ産
業振興協会(HOBIA)は、多くの関連学協会とともに、これらの
緊急且つ重要課題について考えてきております。今回は、我々
が取りうる今後の方策をバイオ燃料、食糧供給、炭素排出削減
などについて考えるために、シンポジウムを開催する。
 
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高尾彰一先生のご逝去を悼んで

 平成20年3月23日に高尾先生が急逝されましたことは、驚きで
あり、残念でなりません。昨年末から少々体調を崩され、入院さ
れておられました。ロタウイルスに、感染されたと聴いておりま
した。3月13日頃容態が、悪化されたと奥様から電話を受け、恥
ずかしいながら初めてお見舞いにあがったのです。本当にかなり
悪いと感じておりましたが、それでも昔の教室のこと私のことな
どを明瞭にお話されておられました。その2日後に参りました時
は、大変お元気で階全体に響くほどの大声でご挨拶を頂いており
ましたのに、23日の正午前に容態が急変して、しかし苦しむこと
なく息を引き取られたとのことです。急性肺炎の結果です。安ら
かにお亡くなりになられたとの事です。奥様のお話でも23日の
午前までは、大変お元気であられたそうで、本当にお亡くなりに
なるとは思っても見なかったことです。 しかし容態が急変し、
ほんの数時間でしかし安らかにお亡くなりになられたことは、
少しばかり気が休まるところです。
 
 
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