Category Archives: お知らせ

HOBIA NEWS No.280

目次
●  HOBIAの強み               HOBIA企画運営委員長 浅野 行蔵
●  会員企業紹介
  ■  (株)エコニクス
●  お知らせ
  ■  「フードインフォマティクス」セミナー
  ■  グリーンテクノバンク北方系機能性植物研究会
     研究会25周年記念シンポジウム  
    『道内農業・食品・健康ビジネス活性化戦略』
●  編集後記
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■ 「フードインフォマティクス」セミナー

近年の科学技術の進展により、「食」に関する様々な科学情報が大量に得られるようになりました。食品加工研究センターが組織いたします「フードインフォマティクス研究会」は、フードインフォマティクスというコンセプトに基づき、「食の科学情報」を道内食品企業が使いやすい形に数値化、データベース化して、多様化する消費者ニーズや健康志向の高まりに対応した新たな食品開発に活用できるよう、大学、公設試験研究機関、道内食品企業などの関係機関との連携・交流を通じて、技術の開発、技術情報の収集・発信などの活動を推進することを目的としています。
同研究会の発足に当たり、次のとおりセミナーを開催することといたしました。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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HOBIA第109回例会のご案内

日時:6月29日(火)

会場:北海道大学 研究交流会館(正門を入って左の建物)1F小講堂
HOBIA平成22年度 総会13:00~14:00
第109回例会 14:15~17:00

14:15~14:20 理事長挨拶  吉野次郎
14:20~15:50
講演1:Rapid Progresses of Recombinant Crops in China and other Asian Countries
中国及びアジアにおける組換え作物の急速な進展
演者 Dr. Randy Hauther (ISAAA)(国際アグリ事業団)同時通訳あります
【要旨】商業的遺伝子組換え作物栽培の導入はその第一大規模の商業栽培が1996年に開始されて以来世界で拡大を続けている。2009年には25カ国が遺伝子組換え作物を商業栽培し、しかもそのうち16ヵ国が途上国であり、工業先進国は9ヵ国であり、1億3400万ヘクタールに4種の主要作物が植えられており、それは2008年と比較して7%の伸びであった。
アジアで2009年の最も重要な進展は、中国がBtイネ(害虫耐性イネ)と高フィターゼトウモロコシ(飼料用トウモロコシ)にバイオ安全性の認定を与えたことである。これはこれらの極めて重要な食用作物と飼料作物の遺伝子組換え品種を3年以内に商業栽培を可能にさせるものである。この二つの重要な認証の影響の大きさは計り知れないものである、一重に中国に留まらず残りのアジアに、更には全世界に大きなインパクトを与えるものである。インドとフイリピンもまた遺伝子組換えワタとトウモロコシについてそれぞれ商業的導入の基盤を整備しつつある。更に、遺伝子組換え作物の研究開発は、アジア全体で拡大・進展し、目白押しの状況にある。その結果さまざまの遺伝子組換え製品が次の5年以内に商業ベースで手に入るようになると想定される。

16:00~17:00
講演2:「食品の機能表示をめぐる日本と海外の状況」
演者:小砂憲一氏  株式会社アミノアップ化学代表取締役会長
【要旨】日本では「健康食品」という法的定義が存在せず、薬事法、健康増進法、食品衛生法、景品表示法など複数の法律で取り扱われるために、色々な問題や混乱を引き起こしている。海外主要国ではヘルスクレームを表示する制度の確立と、サプリメントに対する法制化として明確に制度化されている。本講演では弊社製品の実例を紹介し、国内外の制度を紹介、概説する。

本例会は、NBIC(日本バイオ情報センター)との共催で行います。

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HOBIA NEWS No.278

目次
●  地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 食品加工研究センター 平成22年研
  究成果発表会を終えて
●   お知らせ
  ■  総会・例会のお知らせ
  ■  グリーンテクノバンク総会・記念講演会
  ■  日本生物工学会 2010年シンポジウム「天然生物資源のバイオ利用」
●  編集後記
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第109回新年例会のご案内

会員の皆様にはご健勝にご活躍のことと存じます。

 さて、本年は、押し迫って開催された国際会議・COP15での環境問題の取上げ方、また、米ロの核軍縮折衝など、世界には変革が待ち受けているような気がします。同時に、バイオテクノロジーは、社会を豊にする技術として着実な広がりを見せています。 そして、HOBIAでは、初めて経済界から会長が就任いたしました。
 こうした中で、企画運営委員会では、これまでの新年交礼会と例会という組立てを改め、例会を充実させるべく三つの講演を用意しました。 また、例会中心にティーパーティでの意見交換・新年初顔合わせでの企画と
いたしました。 さらに、連携しているバイオ振興団体の方々にも広く参加を呼びかけておりますので、ティーパーティでは意見交換が盛り上がることを期待しています。 皆様のご参加をお待ち申し上げております。
 
◆ 日時 : 平成 22 年 1 月 26 日(火)
   講演会 13:30 ~ 16:35 
   ティーパーティでの交流会 16:40 ~ 18:00
◆ 場所 : JSTイノベーションプラザ北海道
    (札幌市北区北19条西11丁目)道立工業試験所南 
◆ 対象者 : HOBIA会員を中心に連携団体会員
◆ 主催 : NPO北海道バイオ産業振興協会 
◆ プログラム
  1.開場    13:30
  2.会長挨拶
  3.講演会
生命の根源物質5-アミノレブリン酸の醗酵生産と用途開発 
「生命の根源物質と呼ばれる5-アミノレブリン酸(ALA)、その用途開発の現況をお話いただきます」
 講師:SBIアラプロモ株式会社 取締役CTO 田中徹氏
 
● 株式会社アレフの環境への取り組みについて
「自社内における廃棄物のリサイクルや、持続可能な社会に向けて地域と連動した取組み、新しく始めた環境事業をお話いただきます」
 講師:株式会社アレフ 
    環境事業部システム開発ティーム 渡邊大介氏
 
健康食品の表示制度に係る国、道の取組状況について
「健康食品に関する北海道独自の表示基準の創設による、食品の有用性情報の店頭表示について、国への制度提案趣旨等をお話いただきます」
講師: 北海道経済部商工局産業振興課 主査 黒須成弘 氏
 
  4.閉会挨拶
  5.交流会開場
  6.来賓ご挨拶(予定)
   北海道経済産業局地域経済部長殿、
   北海道経済部商工局長殿、
   札幌市経済局産業振興部長殿、
   財団法人北海道科学技術総合振興センター事務局長殿
  7.閉会    18:00