滝川市にある農業機械メーカー、(株)サークル鉄工では、アスパラガス苗の定植機の開発が進んでいます。アスパラガスの苗はセル苗、ポリポット苗、1年苗などさまざまな形態がありますが、定植作業はほとんどの場合
手作業に頼っていました。今回サークル鉄工さんが開発中の定植機は、トラクター牽引式で、セル苗やポット苗を効率よく定植することができます。
植え付け深さも調整できますので、これまでは大変手間がかかっていた「ポット苗の深植え」もラクラクできるようになります。また、株間も調整できますので、アスパラ以外にもカボチャ苗などさまざまな野菜苗にも対応可能だそうです。1ha前後の定植作業を1日で行えるようです。
アスパラの「伏せ込み栽培」では、大株を養成するためにポット苗が必須で、これまでは植え付けに苦労していたのですが、定植作業が楽になるのは農家さんには大きな助けになるでしょう。
販売は次の定植に間に合うように、来年(<2009年)年明けの予定です。
価格は未定だそうですが、自走式の定植機よりも相当安いお値段になるとのことです。
問い合わせ先 株式会社サークル鉄工