HOBIA食と健康研究部会セミナー開催のご案内

 
<2014年度第2回「食と健康」部会セミナー>
■日 時:平成27年2月17日(火)18:00~
■会 場:R&Bパーク札幌大通サテライト(HiNT)
(札幌市中央区大通西5丁目 昭和ビル1階)
■講 師:西 村  太 輔 氏(日生バイオ株式会社北海道研究所)

「食品の機能性と実情」

【講演要旨】
健康食品、機能性食品市場は年を追うごとに拡大している。一方で、科学的データが十分に得られていない食品についても、あたかも効果があるような宣伝販売を行っている企業も存在する。
本当に効果がある食品とはどういうものか、食品成分の吸収と、腸管上皮でのシグナル伝達を例にとり解説する。

<参加お申込>
藤女子大学人間生活学部長
食物栄養学科 教授 池田隆幸 まで
Tel&Fax:0133-74-7389  e-mail:ikeda@fujijoshi.ac.jp

2015 HOBIA第119回新年例会のご案内

開催日時:平成27年1月26日(月)
開催場所:北海道大学 百年記念会館 大会議室

セミナー「北海道における植物工場による有用物質生産」

 プログラム 

13:30~14:30 基調講演 「植物工場を用いた物質生産」

産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門

植物分子工学研究 グループ長  松 村  健 氏

【要旨】近年、葉菜類や果菜類等の野菜を生産する植物工場(野菜工場)の実用化が急速に広まっている。我々の研究グループは、これとは一線を画した目的、すなわち、作物そのものでは無く植物が生産しうる有用な物質の生産を目的とした植物工場の開発および実用化研究を進めている。そこで、一般的な植物工場と物質生産目的植物工場の相違と薬用植物や遺伝子組換え植物を用いた物質生産研究例について、国内外の動向も含めて紹介する。

14:30~15:00 講演 「実証型植物工場GCC」

ノーステック財団 グリーンケミカル研究所

所長 安 藤  栄 聖  氏

【要旨】グリーンケミカル研究所は、2012年12月に完成した密閉型植物工場の実証施設で、産総研や大学の技術シーズを活用して、産学官が連携して植物で機能性成分や工業原料等の高付加価値有用物質を生産する実証・実用化研究を行って居る。

<休憩15分>

15:15~16:30 植物工場における物質生産に関する基盤研究

産業技術総合研究所

生物プロセス研究部門植物分子工学研究グループ

1.「植物による動物スフィンゴ糖脂質の生産」  田 坂 恭 嗣 氏
【要旨】動物スフィンゴ糖脂質は抗菌剤や毒素中和剤等への応用が期待されているが、病原体混入リスクがあるため動物由来成分を利用することは難しく、化学合成も困難である。我々はヒトの脂質合成遺伝子をタバコに導入し本来植物が生産しないラクトシルセラミドとセラミドトリヘキソシドを植物で生産することに成功した。

2.「糖鎖修飾制御に関する研究動向」      松 尾 幸 毅 氏
【要旨】植物によるタンパク質生産プロセスにおいて、糖鎖修飾はタンパク質への主要な翻訳後修飾として重要である。本講演では、産総研における研究成果も含め、植物発現組換えタンパク質における糖鎖構造の制御技術について、国内外の研究開発動向も含め解説する。

3.「植物での一過性発現系の現状」       福 澤 徳 穗 氏
【要旨】植物での一過性発現技術にはおもに植物ウイルスベクター法、アグロインフィルトレーション法、両者を融合したアグロインフェクション法等があり、多量の目的タンパク質を短時間で生産する事が可能となる。近年の技術概要を説明する。

16:30~17:00 講演 「インターベリーαが出来るまで」
             ホクサン株式会社 農業科学研究所
                          所長 半 澤   卓 氏
 
【要旨】ホクサン(株)が植物バイオ事業を指向し、この10年間産総研北海道センターと共同研究の結果、2013年薬事法に基づく製造販売承認を得ることができたインターベリーαの上市までの経緯を紹介する。

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17:45~  交流会 札幌アスペンホテル

(札幌市北区北8西4 ℡011-700-2111)

         参加費:3000円

http://www.hobia.jp/【第119回新年例会申込書】.docx

【日本食品分析センター】JFRL講演会のご案内

■日 時:平成26年12月9日(火)14:00~17:20
        (13:30より受付を開始いたします。)
■会 場:札幌市教育文化会館 4階 講堂
        (札幌市中央区北1条西13丁目 TEL011-271-5821)
        ※札幌市営地下鉄東西線「西11丁目」駅1番出口から徒歩5分
        アクセス  http://www.kyobun.org/etc/access.html
■参加費:無料

【内容】
講演①『食品の期限表示の設定について』
 時間:14:10~15:40 (講演80分/質疑応答10分)
 講師:一般財団法人日本食品分析センター 東京本部
             技術支援課 課長補佐 細 野 真 澄

 講演要旨:食品の期限表示は、個々の食品の特性に配慮した上で食品の安全性や品質等を的確に評価するための客観的な項目(理化学試験・微生物試験・官能検査等)に基づき設定する必要があります。本講演では、食品の期限表示の設定に関する考え方及び保存試験の事例等を解説いたします。また、おいしく食べられる期限である賞味期限を設定される際に最も重要な項目となる官能検査について、弊財団における実施手順や評価方法をご紹介いたします。

 
講演②『クレーム対策に役立つ異物検査
~分析手法と事例の紹介~』
 時間:15:50~17:10 (講演70分/質疑応答10分)
 講師:一般財団法人日本食品分析センター 多摩研究所

応用試験課 山 田 瑠美子

 

 講演要旨:異物混入クレームは企業にとってスピードと慎重さが求められるデリケートな問題

です。 昨今は食品に限らず、化粧品・医薬品・飼料・工業用品と異物混入のクレームの幅はどんどん広がりを見せています。本講演では一般的な異物検査の分析手法をご紹介すると共に、異物混入の原因究明や発生防止に役立つ多くの事例をご紹介いたします。

 
<参加お申込>
下記「JFRL講演会参加申込書」にご記入いただき、以下のE-mailアドレス又はFAX番号へご送付願います。
なお、E-mailをご連絡頂いた方には、今後、弊財団発行の情報宅配〈食に関するトピックス〉を定期的に配信させていただきます。

定員130名をオーバーした場合、別途ご案内させていただいております弊財団のお客様を優先に受付させていただく場合があります。その際はご了承ください。

なお、受講可能な場合は、その旨の連絡は省略させていただきます。

会場に駐車場はございませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

 
講演会に関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。
 
担当:一般財団法人日本食品分析センター千歳研究所
業務課 村上・福岡
  E-mail:jfrl5911_hkkouen@jfrl.or.jp (講演会受付専用アドレス)

TEL:0123-28-5911   FAX:0123-28-5921

【参加申込書】

http://www.hobia.jp/23thJFRL講演会申込書.docx