目次
● 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 食品加工研究センター 平成22年研
究成果発表会を終えて
● お知らせ
■ 総会・例会のお知らせ
■ グリーンテクノバンク総会・記念講演会
■ 日本生物工学会 2010年シンポジウム「天然生物資源のバイオ利用」
● 編集後記
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平成22年研究成果発表会を終えて
過日、4月22日にホテル札幌ガーデンパレスにて当北海道立総合研究機構食品加工研究センターの「平成22年研究成果発表会」を開催し、盛会の内に終了することができました。会員の皆様にも多数ご参加いただき、厚く御礼申し上げます。最終的な参加者の数は昨年を大きく超える405名を数え、立ち見をせざるを得なくなるなどでご不自由をおかけした方々には、心からお詫び申し上げます。
口頭発表6題、ポスター発表題の他、技術支援課の実績の報告や新たな事業展開のお知らせ、保有特許とその利用事例のポスター掲示などをさせていただきました。共同研究や技術支援の成果を利用して開発された食品の試食コーナーには、社から品目のご提供があり、五感を全て使うことができる発表が今年も達成できたのではないかと存じます。来年も、同時期に同じ会場での発表会ができるものと思いますので、またのご参加をお待ち申し上げます。
北海道立総合研究機構食品加工研究センター 食品バイオ部
主任研究員 富永一哉
● お知らせ
■ 総会・例会のお知らせ
2010年度の総会・例会を下記の通り、開催いたします。
日時:6月29日(火)
会場:北大研究交流会館1F小講堂
総会 13:00~14:00
例会 14:15~17:00
講演1:Rapid Progresses of Recombinant Crops
in China and other AsianCountries
Dr.Randy Hauther(ISAAA) 氏
[中国及びアジアにおける組換え作物の急速な進展 ランディホーティア(国際アクア事業団)] 同時通訳の講演となります。
講演2:食品の機能表示をめぐる日本と海外の状況
アミノアップ化学株式会社 代表取締役会長 小砂憲一氏
■ グリーンテクノバンク総会・記念講演会
日時:6月15日(火)16:00~17:00
会場:KKRホテル札幌 階 丹頂
演題:最近のイネゲノム情報と遺伝子組み換え技術と駆使した耐冷性強化法」
(独)農研機構北海道農業研究センター
低温耐性研究チーム長 佐藤 裕氏
会費:講演会の会費は無料で会員以外の方も参加可能です。
問合せ先:NPO法人グリーンバンク事務局
札幌市中央区北条西丁目三博ビル3F
電話&FAX 011-210-4477
メール:gtbh@almond.ocn.ne.jp
■ 日本生物工学会 2010年シンポジウム
「天然生物資源のバイオ利用」
日時:7月23日(金)9:30~17:05
会場:北見工業大学総合研究棟
プログラム:「魚の廃棄物「血清」利用で安心・安全な医薬タンパク質の細胞培養生産!」
北海道大学 高木 睦 氏
「新規素材!「鮭鼻軟骨由来プロテオグリカン」の事業化」
バイオマテックジャパン 鳴海 正樹 氏
「風土病と戦う:食の機能でがん予防に挑戦「宮崎発!ブルーベリー葉の生理機能解明」
宮崎大学 水光 正仁 氏
「オホーツク地域資源を活用した発泡酒の醸造」
東京農業大学 水島 俊夫 氏
詳細は、下記をご参照ください。
http://www.sbj.or.jp/branch/branch_kitanihon_seibtsukogaku_sympo_20100723.html
問合せ先:北見工業大学 堀内淳一
電話:0157-26-9415
メール:horiucju@mail.kitami-it.ac.jp
申し込み先:北見工業大学 多田清志 メール:tadaki@mail.kitami-it.ac.jp
FAX:0157-24-7719
● 編集後記
桜の時期も遅く、やっと春が来たという感じです。今年の夏以降の収穫は、どうなるのでしょうか。
アスパラ、とうもろこし、お米、玉葱、ジャガイモ・・・。
バイオより食欲ですみません。寒冷地に強い作物、作物から作られる機能性食品は、バイオ技術の力ですね。(一応、バイオで締めくくってみました。)
編集担当 HOBIA企画委員 黒田一寛
HOBIAのホームページ http://www.hobia.jp