バイエル社は耐病性イネを開発した

 バイエル作物科学社は、アリゼ・ダニ(Arize Dhani)、インドにあるBLB(細菌性葉の胴枯れ病)耐性イネとのハイブリッド品種を上市した。同社は、BLBに対する広い防御作用に加えて新イネハイブリッドは在来種と比較して20-30%の増収があるとしている。同社は現在品種をインドで上市している。
 Xanthomonas oryzaeで起こされるBLBは、世界レベルで最も多く見られる病害である。熱帯でのXanthomonas strainsは、温帯のよりも病原性が高い。インドでは、BLBは推定毎年約60%の減産といわれており、6-7百万ヘクタールに影響を与えている。中国に次いで2番目の生産国であるインドは128百万トン以上の生産がなされている。
このプレスリリースは、以下のサイトにあります。http://www.bayercropscience.com/bayer/cropscience/cscms.nsf/id/20080514_EN?open&ccm=400