雑草の制御は、ソルガム生産者の最も大きな問題の一つである。しかしカンサス州立大の科学者がこの問題を軽減する方法を見つけつつある。カンサス州立大学雑草生理学教授Kassim Al-Khatib氏は、共同研究者とともに除草剤耐性ソルガムの開発を行った。その耐性品種は、アセト乳酸合成酵素(ALS)阻害除草剤であるSteadfast, Accent, Resolveや Allyに耐性である。
「この技術は、ソルガムの広葉と草本雑草の発生後の除草剤を使用するに当たっての極めて優れた可能性を秘めたものである。」とAl-Khatib氏が言っている。さらに彼は、これが極めて生産者に受け入れ易いものと考えており、その理由は、現在ソルガム用の草本雑草の制御方策がないからである。このチームは、米国環境保護局のより少ない殺虫剤の使用に関するプロジェクトにも参画しており、且つALS耐性ソルガムへのSteadfast 除草剤の使用を登録することにも関与している。
この報告は、以下のサイトにあります。http://www.oznet.ksu.edu/news/story/briefs090408.aspx