ブルキナ フソ(Burkina Fuso)がバイテク国となった

 数年にわたる規制の下での及び開放系での試験の後で、ついにブルキナ フソがBt綿の商業化を行なった。これは南アフリカ、エジプトに次ぎアフリカで3番目のバイオ作物栽培となった。エジプトは、最近Btトウモロコシ(MON810)の商業栽培を始めた、また南アフリカは、バイオ作物(Btトウモロコシ、Bt綿、GMダイズ)を商業栽培を開始して約10年になる。
 ブルキナ国立農業研究所(INERA)とモンサント社は、Bt綿の導入に当たっての種子増殖への道を切り開く商業契約に署名した。モンサントアフリカのKinyua Mbijjewe氏は、15,000 ha に必要な種子は既に導入され、既にブルキナベ農家が植えつけたと確認していると述べた。INERAは、次年度には400.000 haに相当する種子生産を予定している。
 ブルキナベ農業者が、南アフリカ、中国、インドの小規模農業者が長年にわたり良い思いをしてきているようについに経済的・農業的組換え綿による利益を得るようになると言えよう。ブルキナ フソ(西アフリカ)とエジプト(北アフリカ)がバイテク国のランク入りしたことで東及び中央アフリカでこのテクノロジーに対して引っ込みがちであったことを止めて新しい試みに挑戦することになる。
より詳しい情報は、ISAAA AfriCenter.のDaniel Otunge (d.otunge@cgiar.org )に連絡を取って下さい。