第3回「ビジネスシーズ フォーラム」のご案内

 北海道立食品加工研究センター(江別市)では、道内の食品企業等における新製品開発、品質の向上等の取り組みをさらに進めるため、ビジネスシーズフォーラムを開催しております。このフォーラムを通じて新たな研究プロジェクト化などの取り組みを進めようとする企業が現れてきており、当センターでは、これらの動きをより活発になるよう積極的に支援していくこととしております。
第3回のフォーラムでは、近年の健康志向の高まりの中、ビタミン等の栄養成分が豊富で、様々な健康機能性が期待され、菓子類や飲料、健康食品の素材として商品の差別化、ブランド化が注目される道産小果実の利用と加工をテーマに事例をご紹介いたしますので、ぜひ、ご参加いただき、活発なご意見をお願いいたしたくご案内申し上げます。
 
テーマ:「道産小果実の利用と加工」(9月24日(木)14:00~)

日 時:平成21年9月24日(木)14:00~16:30(受付 13:30)
会 場:北海道立食品加工研究センター研修室
対象者:食品関連企業、業界団体、技術支援機関、金融機関など定員60名(参加費無料)
 
内 容:
発表1「北方系小果実シーベリーの成分特性と用途開発」応用技術部プロセス開発科 佐藤理奈

シーベリーは、最近、北海道で栽培が広められている新しい小果実です。今回、道内産のシーベリー果汁の成分特性を調べるとともに、様々な菓子素材として利用できる果汁ソースとその用途開発を行った研究について紹介します。
キーワード:シーベリー、ソース、シャーベット、増粘多糖類
発表2「北国の小果実アロニアによる製品開発」    企画調整部相談指導科長  田村吉史

北海道内のアロニア生産量は年々増加しています。当センターではH10年からアロニアに関する研究を始め、様々な製品への利用を検討してきています。これまでの製品化や機能性の検討内容についてご紹介します。
キーワード:発酵、粉末利用、酢、パン、麺、抗酸化性、ポリフェノール
発表3「ハマナス花弁を用いた酒類の製造について」    食品バイオ部主任研究員  富永一哉

北海道の花であるハマナスには、アイヌ民族の伝承などからさまざまな機能性が推定されています。そのハマナスの花弁を用いて、リキュール及びスピリッツの試作試験を行いましたのでご紹介します。
キーワード:ハマナス、花びら、機能性、リキュール、スピリッツ
 
お問い合わせ・お申し込み先:北海道立食品加工研究センター 研究企画係(担当:有馬、樽井)
電話  :011-387-4113
申込方法:参加申込書にご記入の上、FAXまたはE-mailで9月17日(木)までにお申し込みください。
FAX番号 :011-387-4664(食品加工研究センタ-)
E-mail   :FHkikaku@foodhokkaido.gr.jp