シンジェンタは高温耐性ブロッコリーの開発を進めている

シンジェンタ種子会社は、カルフォルニアにあるR&D Ag. Inc.とチームを組んで耐熱性ブロッコリーを開発することとなった。協定によると耐熱性ブロッコリーに関するR&D Agの特許許諾をシンジェンタが受ける。また更に、シンジェンタは、更なる研究の権利、共同開発で出てくるR&D Agの熱耐性種子とシンジェンタが開発した種子とその技術の融合による雑種(あいのこ)の世界市場への占有権利を受ける。協定の金額的な面は開示されていない。
ブロッコリーは、特定の生産地域と生育時期に生育できる冷涼な気候に限定された作物である。耐熱性の品種は、ブロッコリーの作付面積を拡大できる可能性をひらくものであり、生産者により多くの機会を与えることが期待される。シンジェンタは2011年にはこれらの新しいブロッコリーの雑種を商業販売できることを予定している。
ニュースリリースは、以下のサイトにあります。http://www.syngenta.com/en/index.html