南アフリカ政府は、必須アミノ酸特にリジンとビタミンAとE、それと鉄と亜鉛の利用度を高めた組換えソルガムの温室内での試験を承認した。
試験の承認は、南アフリカ科学と工業研究会議(CSIR)に対して与えられたものである。この機関は、アフリカの生物的強化ソルガム(ABS)プロジェクトの主要研究機関の一つである。プロジェクトはつのアフリカの機構と2つの米国の機構とを集めたものである。その機構とはアフリカハーベスト、国際熱帯準耕地穀物研究所(ICRISAT),アフリカ農業技術基盤(AATF), プレトリア大学、カルフォルニア大学バークレイ校、デュポン社を含むものである。ABSはビルとミリンダゲーツ財団からの資金を受けて、大陸の乾燥による不毛及び半不毛熱帯地域に適性のある栄養価の高いソルガムの開発に関わっている。
報道機関への発表ではCSIRのバイオサイエンスの専務部長Gatsha Mazithulela氏は、「この承認は、科学的に最も興味を引く設問であり、この大陸で最も必要としている人々に違いを示す基本となるものを提供することになる。栄養不良が開発途上国特にアフリカのその国々での病因の大きな部分を占めるものである。」と述べた。そのプレスリリースは以下のサイトにある。http://ntww1.csir.co.za/plsql/ptl0002/PTL0002_PGE157_MEDIA_REL?MEDIA_RELEASE_NO=7522063