新たに千百万人が推定9億千3百人の世界中の栄養不良の人々に加えて、飢餓線上のほんの少し下にきている。これは、食糧の高騰によるもので2015年までに飢餓状態にある人々を半減しようとする世紀の開発目標の達成を危うくするものである。FAOは、飢餓と貧困の罠を断ち切るには、食糧入手が必須であり、且つ小規模農業者の生産向上と収入増を助けることが必須である。
FAOの経済・社会開発担当の副部長であるHafez Ghanem氏は、「食糧の高騰がもうすでに多くの飢餓に苦しむ人々に長期にわたる不安感を生み出しており、世界が前世紀において豊かで過去になかった食糧生産を行ったことで更に飢餓に苦しむ人々を増やしてきた」と述べた。
FAOのプレスリリースは、以下のサイトにあります。
http://www.fao.org/newsroom/en/news/2008/1000923/index.html
「世界における食糧と栄養の確保についての評価」に関する報告はローマで2,008年10月14日ー17日に開催された世界食糧確保に関する第34回委員会で作成されたもので、以下のサイトからダウンロードできる。ftp://ftp.fao.org/docrep/fao/meeting/014/k3175e.pdf