Category Archives: ISAAA(国際アグリバイオ事業団)

霜耐性小麦遺伝子が同定された 南北アメリカ

 カルフォルニア大学デービス校の研究者がかなり広域の凍結温度に耐性を示す遺伝子を同定した。この遺伝子は様々の小麦品種の凍結耐性に有効である。酔う鵜校である。journal Plant Molecular Biologyの最新号での報告では、この成果で小麦生産における大きな計座的損失をおこす冬季の傷害についての理解が得られた。
 今回の発見によると霜害耐性遺伝子は、やや緩和な温度域(11-15℃)で霜害耐性のない小麦よりも耐性の小麦より強く活性化される。これらの遺伝子の同定によって育種家は、より強く且つ収量の高い品種が開発できることになり、現在の世界的小麦増産への要望が高いなかで極めて重要なものと言える。
 プレスリリースは以下のサイトにある。 http://www-pubcomm.ucdavis.edu/search/news_detail.lasso?id=8626

世界的食糧確保に関するFAOのより高度のコンファレンス

 政府の代表及び国連の首脳が集まって6月3日から日にわたってローマでハイレベル代表による世界食糧確保に関する会議が行なわれる。世界の指導者がローマにあつまり食糧の生産量に最も影響を受けやすい国々で必要とされている農業生産の向上に必要な緊急施策の同意に至るように望まれており、同時に貧者を食糧の高騰から守ることも必要であるとFAOの部長であるJacques Diouf氏が報道している。
サミットで準備している重要な政策は、食糧が高価格であることは、公的或は私的な両面か ら農業への投資を増やす絶好の弘毅であるとしている。この会議では、貧しい農家を助けるための農業研究を支援することを呼びかけている。
 政策の詳細は、以下のサイトから得ることが出来る。
http://www.fao.org/fileadmin/user_upload/foodclimate/HLCdocs/HLC08-inf-1-E.pdf or
FAOの見解のプレスリリースは、以下のサイトにある。http://www.fao.org/newsroom/en/news/2008/1000847/index.html

油椰ゲノムの第一次報告が出た

 Synthetic Genomics Inc. と Asiatic Centre for Genome Technology (ACGT)は、油椰ゲノムのドラフト配列データー及びアノテーションを完了したと発表。また、ジャトロファの塩基は入れる解析結果も発表した。
 両社は、ゲノム、生理学、生化学の立場からジャトロファの研究を深めており、よりクリーンなしかも再生可能な油糧作物として好適なものとしている。ジャトロファは、魅力的なバイオ燃料源であり、耕作不適地に栽培可能であり、しかも食用ではない利点がある。
詳細なプレスリリースが以下のサイトにある。http://www.syntheticgenomics.com/press/2008-05-21.htm

–北京にグローバルバイテク研究センター設立 2008年5月

アグリビジネス会社であるSyngentaは、中国北京のZhongguancun生命科学パークにニュウーバイテク研究・技術センターを開設する予定。この施設は、大豆やトウモロコシのGM作物の初期評価、野生種に関する研究を行なう。作物の特性については、収量改善、旱魃耐性、病害制御、バイオ燃料への利用に関するものを含む。施設の完成は2010に予定されているが、初期の試験はこの夏から開始する。
 Syngentaは、Hebei省にある種子会社 Sanbei Seed Co. Ltdと共同事業を既に終わっている。これらは北京の遺伝学及び進化生物学研究所との年間の共同研究を行なう。ここではトウモロコシ、大豆、小麦、甜菜、サトウキビなどの主要作物について、新たな農業特性を開発する研究を行なう。
Syngenta社のプレスリリースは、以下のサイトにある。http://www.syngenta.com/en/media/press/2008/04-17.htm

-世界的食糧確保に関するFAOコンファレンス 2008年5月

世界の食糧確保、気候変動、バイオ燃料の課題に対する挑戦についての高い見地からの会議がこの6月にFAOの支援で開催の予定。各国の首脳がこれらの現在の問題について各国への支援策や国際社会での策を論じ、持続的な解決策を見出すように議論する予定である。その主なる課題を以下に示す。

  • 世界の食糧確保について、供給と消費の両面から、また政策と市場構造についての新しい方策の策定
  • 食糧確保、気候変動、バイオ燃料間の関係についてよりよい理解を図る
  • 食糧確保のための気候変動と持続的バイオ燃料に関する国際的了解 を得るため方策を策定
  • 世界の食糧確保、特に食糧の価格に関する政策、戦略、方策についての討論とその取り込み
  • 世界食糧確保とそれに必要な行動指針に関する宣言を出す。

会議に関する更なる情報は下のサイトにある。http://www.fao.org/newsroom/en/focus/2008/1000829/index.html