フィリピンに基盤をおく国際イネ研究所(IRRI)は、その支援者や政策策定者及びメディアや一般市民に米の生産に関わる課題についてより一層の理解についての支援を呼びかけている。IRRIの評議会議長であるElizabeth Woods教授は、「アジアで問題になっている米の生産は、一つの国に特有なものではなく、アジアの全ての米の消費国とともに考えるべきものである。我々は共同して働き正しい答えを出すために共同して働く必要がある。また我々は、地球規模での問題、特に多くのアフリカ諸国がその食糧確保源としてアジアの米の生産に依存していることをよく認識すべきである。
IRRIは、次の6分野が公的及び民間機関が注目をすべきでものであると指摘した。
- アジアにおける米生産の収量のギャップを埋めるための農学的な解決.
- ポストハーベスト技術浸透の加速
- 高収量イネ品種の浸透加速.
- イネの育種及び研究の流れの強化と改善
- 世界中のイネ品種の研究を加速し、科学者がこれまでに検討が進んでいない膨大な知見を十分に把握できるようにする。
- 公的及び民間機関での新世代イネ科学者と研究者の育成
詳細は、以下のサイトのAdam Barclayを参照。 irrimedia@cgiar.org