11月20日(火)、ホテル札幌ガーデンパレスにて、「サプリメントを製剤化するためにはどんな問題があるか?」をテーマとして「バイオマッチング広場」が開催されました。今年度のバイオマッチング広場は、サプリメントの製剤化の問題点を3社から発表いただきました。製剤化に関しては、道内には専門会社がなく、サプリをねらう会社は苦労しているところの一つであるとの声から、焦点を絞ったものです。熱心なマッチング広場となった当日は34名の参加をいただきました。その講演内容の概要を報告します。
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「全国バイオ産業ネットワークフォーラム」参加報告 Part 1
本年11月16日(金)14時から、(財)大阪科学技術センターにて、~全国7地域の連携を目指して~をテーマに標記フォーラムが開催され、HOBIAから淺野・富永・川村の3名が参加した。主催はNPO法人 近畿バイオインダストリー振興会議、後援は近畿経済産業局、(財)バイオインダストリー協会。17時からは、交流会を兼ねたパネル・成果物の展示も行われた。
NPO近畿バイオ振興会議は、近畿地域におけるバイオシーズの産業化を推進してきた。その間、創出された多くのバイオベンチャーを、産業活性化に繋がるような企業に育成するためには、地域内のベンチャー間交流のみならず、バイオ研究が盛んな地域間交流も必要と考え、昨年は北海道から沖縄まで6地域のバイオベンチャーが集い交流を深めた。この交流により地域を越えた連携による成果も出てきた。2007年は、九州を加えた7地域を繋ぐ連携事業として全国バイオ産業ネットワークフォーラムが実現した。
近畿バイオの清水當尚理事長(元 武田薬品)は、全体を通じての感想として、「1500社もの大学発ベンチャーができて、どうなるのかととても心配だったが、当日の発表を聞いて、日本人は器用だ、きっと道を切り開くことができる」と興味ある感想を述べておられた。
以下に当日のプレゼン概要を記す。紙面の都合上、今号では12演題のうち7題までとし、後半は次号に掲載する。
「第105回例会」および「新年交礼会」開催ご案内
当協会主催の第105回例会を下記により開催しますので、ご案内します。
日 時:平成20年1月24日(木)13:30~17:20
場 所:ホテル札幌ガーデンパレス
テーマ:「未定」
講演1.「演題未定」
経済産業省 生物化学産業課長 倉田健児 氏
講演2.「食品(健康食品を含む)の機能表示および安全性確保
に関する国際的動き」
NNFAジャパン(日本栄養・食品協会) 専務理事 末木一夫 氏
なお、この講演会に先立ち理事会が開催されます。
また、講演会終了後、新年交礼会を行いますので、多数の皆様のご参加をお願いします。
演題等の詳細については次号に掲載します。
「地域バイオ育成推進講座in旭川」開催ご案内
HOBIAでは、バイオ技術を生かした地場農産物の付加価値向上に係る地域支援の一環として、農産原料の新品種の開発や高度な加工技術などを紹介するためのセミナーを開催していますが、今回は旭川を会場に開催します。旭川地域は大豆生産量が多く、大豆に係る品種適性や加工適性・技術等を主なテーマとし、旭川地域における農産物付加価値向上、食品加工開発を支援すると共に、バイオ技術の振興・普及を目指します。
開催概要は下記のとおりです。時間帯等については次号に掲載予定です。多数のご参加をお願いします。
なお、交流会は行いません。
日 時 平成20年2月5日(火) 13:00~17:00
場 所 花月会館(旭川市3条通7丁目)