≪映画「Food Evolution」上映会≫
―遺伝子組換え作物をめぐる科学論争をどう見るか―
【開催趣旨】
遺伝子組み換え(GM)作物が1996年に登場してから20年余りがたちました。すでに世界約30カ国で栽培され、日本は米国やカナダなどから大量の組み換え作物を輸入していますが、流通の実態がよく見えないせいか、GM作物への理解が十分に進んだとはいえない状況が続いています。そこで、いま組換え作物をめぐる状況がどうなっているかを学ぶ教材として、米国発のドキュメンタリー映画「フード エボルーション」の上映会を行います。
映画は、ハワイやアフリカ、米国の生産現場を追いながら、科学者と科学者、また科学者と市民、市民と農業生産者の激突ぶりや論争の様子を臨場感たっぷりに描いています。それぞれの陣営が「科学の正当性」を盾に自説を主張しています。GM作物をはじめとする新しいテクノロジーと科学をどう考えればよいのでしょうか。映画を通じて、皆様と一緒に議論したいと思います。
――上映会と討論会の概要――
日時:12月23日(月)15:00~17:00
場所:北海道大学農学部 4階大講堂(札幌市北区北9条9丁目)
〔プログラム〕
15:00 小島正美・上映実行委員会代表の挨拶とミニ解説
15:10 映画「Food Evolution」上映(約50分)英語・日本語字幕
16:00 10分間休憩
16:10 パネルディスカッション開始
司会:曾根輝雄氏(北海道大学大学院農学研究院 教授)
パネリスト:永田吉則氏 (北海道食品産業協議会 理事)
山田哲也氏 (北海道大学農学部 教授)
中根恵美子氏(消費者)
小野寺靖氏 (農業生産者)
小島正美氏 (食生活ジャーナリストの会代表)
17:00 終了
【定員】 100名
【参加費】 無料 (当日参加可能)
【主催】 「遺伝子組み換え作物に関する映画実行委員会」
映画の詳細は「フード エボルーション」ファンサイト
http://foodevolution-fan.jp/
【共催】 北海道バイオ産業振興協会
【問い合わせ・申し込み先】 北海道バイオ産業振興協会
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