2023 HOBIA 第133回冬期例会

開催日:2023年2月3日(金)14:00~17:00
会場:北海道大学 学術交流会館 小講堂(札幌市北区北8条西5丁目)
参加費:無料
14:00~14:05 理事長挨拶  北 野 邦 尋
14:05~15:30【講演1】
『農業試験研究の最近と今後について』
    地独)道総研機構 農業研究本部長 中央農業試験場長 古 原 洋 氏
<講演要旨>
道総研は2010年に、農業試験場、工業試験場などの22の道立試験研究
機関統合され設立した地方独立行政法人。
1次産業の農水林はもとより、食品加工から自然環境保全、地震・津波
など防災の研究も守備範囲としている。
このうち、農業に関する最近の成果を紹介する。そして、資材高騰など
農業を取り巻く情勢の変化を踏まえ、今後の農業試験研究についての方
向性を述べる。
15:30~15:40  休憩
15:40~17:00【講演2】
『赤インゲンマメ「きたロッソ」の調理加工特性と収穫時期の影響』
        名寄市立大学副学長 保健福祉学部栄養学科 教授 加 藤 淳 氏
<講演要旨>
これまで、サラダやスープなどの洋風料理においては、海外産の赤イン
ゲンマメが使用されてきたが、実需者からは国産原料が求められてい
た。そこで、道総研十勝農業試験場が     2017年に国内初となる洋風
料理に適した赤インゲンマメ新品種「きたロッソ」を開発し、2020年度
から一般栽培が開始された。そこで、収量性と品質を両立できる栽培
条件を検討するとともに、収穫時期が本品種の調理加工適性に及ぼす
影響について検討したので、その結果について紹介する。
17:00  閉会
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