平成19年度総会等は下記により開催いたしますのでご案内します。
日時: 平成19年4月27日(金)12:00~19:30
場所: ホテル札幌ガーデンパレス
(札幌市中央区北1西6 Tel:㈹011-261-5311)
<タイムスケジュール>
12:00~13:20 平成19年度第1回理事会(4F 錦)
13:30~14:20 平成19年度通常総会(4F 真珠)
総会のご案内は、正会員の方々には近日中に議案書等を添えて発送予定です。
それ以外の方々にも講演会・交流会のご案内を郵送しますので、同封の参加申込書を期日までにご返送下さるようお願いいたします。
14:30~17:20 第104回例会 (4F 平安)
===例会内容===
14:30~14:35
開会挨拶 HOBIA会長 冨田 房男
14:35~15:25
【バイオにおけるイノベーション創出の
施策について(仮題)】
経済産業省製造産業局
生物化学産業課 課長 徳増 有治 氏
(座長:放送大学北海道学習センター長 冨田房男氏)
15:35~16:25
【産総研ゲノムファクトリー研究部門における
バイオ研究の最新動向について】
( 独)産業技術総合研究所
ゲノムファクトリー研究部門長 鎌形 洋一 氏
(座長:藤女子大学教授 池田隆幸氏)
16:25~16:35 休 憩
16:35~17:15
【HOBIAの目指すところ】
NPO法人北海道バイオ産業振興協会 会長 冨田 房男
(座長:道立食加研 技術支援課長 富永一哉氏)
17:15~17:20
閉会挨拶 HOBIA副会長 小砂 憲一
17:30~19:30
交流会(4F 真珠・会費4,000円)
フーズ&アグリバイオネットワーク活性化事業
① 今金・北檜山・瀬棚 地域産業連携促進交流会開催報告
3月2日(金)、農林漁業が密接な関係にあり、産業クラスター活動が盛んな北檜山地域において、地域産業連携促進交流会を開催しました(参加22名)。
母体となった檜山北部産業クラスター研究会(大口義孝会長)は、北海道スーパー・クラスター振興戦略と同時に平成13年4月スタートし、北檜山3町(今金町、北檜山町、瀬棚町)で、水産物・農産物の新製品開発に取り組んでいます。
当日は、地場農産物の付加価値加工の農家7戸でつくる(有)うまいベイこだわり工房(代表取締役 村本照光氏)、漁獲-加工-販売の一貫ビジネスの(有)マーレ旭丸(代表取締役 西田孝夫氏)、本場デンマーク仕込みの手作りチーズの(有)近藤チーズ工房牧場(代表取締役 近藤 敬氏)、フードシステム連携強化の今金「食」ネットワーク会議(メンバー代表 田中 稔氏)など先導的企業・団体が参加し、活動事例が報告されました。
交流会テーマは「地域産業の連携-人、素材、技術、情報の出会い」で、網走管内大空町東藻琴村で日本最初にダチョウ畜産業を始めた、日本最初の農業生産法人(有)オーステックジャパンの代表取締役 小久保謙氏より、地域を元気にする実践ポイント(自立・共有・連携)について問題提起がありました。
【小久保氏講話】
①地域を元気にする実践のポイント
・自立していること(自分の技術・能力・機能を明確に説明できること=すると相手を理解できる)
・将来像(目的)を話し合い・共有していること
・連携すること(個を面として組織化する)
・新たな事業の誕生には、更に創造性が求められる。
②東藻琴村有志26名で設立した(有)オーステックジャパン成功の秘訣は、皆が共通目的(ダチョウを事業にする)を持ち、最初に事業の仕組みを明確にしたことにあり、これで判り易い情報が発信され、採卵・孵化・飼育・加工・商品開発について「全国技術連携」が確立された。
今後、HOBIAでは、地域産業連携促進交流会の成果を踏まえ、地域産業と研究・産業支援機関との連携(交流)を強化します。北海道バイオ分野の重要なプレイヤーである農水産業・食品産業(地域産業)とIT・バイオ技術との全道的規模のコラボを進め、強み・弱みを分析して、農林水産物の高付加価値化・未利用資源活用による商品開発につながる仕組みづくりを進めて参ります。
(フーズ&アグリ事業CM 高橋達夫 記)