オーストラリア政府の健康と加齢省の遺伝子組換え規制局は、綿実油の脂肪酸組成を変更した遺伝子組換え綿の制限管理下での野外試験に関するコメントを求めている。研究は、組換え綿の農業上の特性を評価することにある。つまり野外放出した場合の種子の発芽率、繊維の収率と質、種子の収量、油の含量、脂肪酸組成を調べることである。この試験は、New South Walesで最大2haを2008-9年に一つの圃場で試みるものである。
全報告は以下のサイトにある。http://www.ogtr.gov.au/internet/ogtr/publishing.nsf/Content/dir085-4/$FILE/dir085notificon.rtf
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ヴィクトリア州第一次産業省(DPI)はGM白クロバーの圃場試験を申請した
オーストラリアの遺伝子技術制御機構(OGTR)は、ヴィクトリア州第一次産業省(DPI)からのGM白クロバーの意図的開放系への放出に関する許可申請(DIR089)を受け取った。DPIは、North South Wales shire of Greater Humeにおいてアルファルファモザイクウイルス感染抵抗性の遺伝子組換え白クロバーの新品種の研究を実施の予定。
より詳細な説明は、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.ogtr.gov.au/internet/ogtr/publishing.nsf/Content/dir089-4/$FILE/dir089ebnotific.rtf
申請に関する質問は、以下のサイトにお願いいたします。
ogtr@health.gov.au.
バイオテクノロジーは農業発展の鍵である
農業と消費者問題、食品とその公正流通の連合体大臣であるMr. Sharad Pawarは来るべき10年における農業発展の鍵がバイオテクノロジーであると認めている。インドの国立種子協会(NSAI)によって月8-9日に開催された「農業生産を倍加する種子及び作物」に関するセミナーを開始するに当たって、Mr. Sharad Pawarはバイオテクノロジーを農業に応用することは生物的及び非生物的ストレスに高いレベルで抵抗性を持つ作物品種の開発を約束するものであると強調した。
2007-8年の230.67M トンの穀物生産を記録したことを強調して、インドは2008-9年においても同様の生産性を上げることができるだろうとしている。インドは、農業が極めて大切であり最大の生物生産物であるという流れに従うことになると同氏が述べている。インド政府は先端科学を多様な発展に応用すること及び研究開発に投資を大きくすることの助けになるような環境を創造することを開始することに執心している。農業生産を改良するには極僅かの資源しかないところで、遺伝子組換え作物は農業者、加工業者、消費者にとって極めて重要なもう一つの選択肢である。同時に、ヒトと動物の健康にも大きく関係するものであるとMr. Pawarが述べている。
さらに同氏は、種子産業は食糧確保に向かって強化すべきであるし穀物や豆類の質の高い種子を開発することに大きな注意を払うことの重要性を述べている。また、同氏は良質の種子の供給に民間企業が働いていることに謝意を表した。NSAIについての詳細は以下のサイトにありますhttp://www.seedassociationofindia.com/
またNSAIの所長のスピーチは以下のサイトにあります。aicba1@yahoo.co.in
インドのバイオテクノロジーの情報は b.choudhary@isaaa.orgとk.gaur@cgiar.org に問い合わせてください。
– CSIROは小麦の黒さび病菌防止への研究を支援することにした
オーストラリアのCSIROはBill & Melinda Gates Foundation Global Development Programから資金援助を受けているコーネル大学から再委託を受けて小麦のさび病菌抵抗性に関する研究開始した。CSIROは、小麦の黒さび病菌Ug99について研究することになる。
アジアの小麦栽培地域の大部分はUg99の被害をうけている。そこでこれらの地域にこの菌が入ると食料不足と飢饉が起こることになる。Ug99はオーストラリアにとってバイオ安全性上大きな脅威である。この菌Ug99に対する様々の抵抗性遺伝子に関する研究またはこの菌から小麦をその他の方法で守ることは大きな兆戦であるとCSIROのさび菌の専門家のDr. Evans Lagudahが言っている。
このニュースに関しては以下のサイトにあります。
http://www.csiro.au/news/WheatSupplyCrisis.html for news details.
タイは国のバイオセーフティーの枠組みを準備
米国農務省(USDA)の海外農業サービス(FAS)の報告によるとタイは、国内のバイオ安全に関わる枠組みの開発に取り掛かったということである。タイ内閣は2008年1月の国内バイオ安全性法の案を承認している。法の原案は2008年4月に法的検討に入るために国務省に提出されている。このレビユーは、2009年はじめに終わると想定されている。
タイは、2007年12月にバイテク作物の開放系利用の禁止を取り止めている。しかし、この報告では、政府及び民間の利害関係者は、新しい要件でもまだ厳しすぎるとしている。
報告書は、以下のサイトにある。http://www.fas.usda.gov/gainfiles/200807/146295161.pdf