http://ethanol-news.newslib.com/story/8483-348/
http://www.biofuels-news.com/news/new_yeast_bio.html
http://www.ecofriend.org/entry/super-yeast-to-help-cleaner-fermentation-for-bioethanol-production/
月桂冠総合研究所は、chaff (protective seed casings of cereal grains) や水稲藁など非食用植物原料を用いたエタノールの新製法を発表した。この技術で亜臨界水をもちいて前処理を行い、一段階で糖化とエタノール発酵をセルラーゼを生産できる組換え酵母を用いるものである。従来法でのセルロースからのエタノール生産は、(1)酸等でセルロースを処理してリグニンラッピングを除いてセルロースを露出させる前処理、(2)セルロースを使って糖化する、(3)その糖を酵母でエタノール発酵してエタノールを得る であった。月桂冠の技術では、亜臨界水 (150oC to 370oC)を用いることで硫酸などを用いない環境にやさしい技術であるとしている。セルラーゼを生産できる組換え酵母を用いることで糖化とアルコール発酵を同時に行なうことで生産コストが下がるとしている。